介護業界で働くなら、仕事を見つける前に介護職員初任者研修の資格を取得しておくのが理想です。しかし、介護職は必ずしも資格が必要なわけではないため、仕事をしながら取得することも可能です。そのため、仕事を見つける前や仕事をしながらなど、ライフスタイルに合わせてベストなタイミングで取得すると良いでしょう。
仕事をしていない状態で介護職員初任者研修の資格を取得する場合、求職者支援制度が適用されるため給付金が支給されます。無料で受講することも可能なので、経済的な理由から受講費を工面できない場合でも安心です。
介護福祉士の資格を目指す場合、受験資格が3年以上の資格経験となるため、できるだけ早く働き始めておくのがベターです。働きながら介護職員初任者研修を取得すると、実務経験を積みながら基礎的な資格を取得できるので、次のステップへ進みやすくなります。
介護職員初任者研修の資格を取得するメリットは、基本的な介護の知識や技術を身につけることで自信を持って仕事ができることです。また、無資格よりも仕事の幅が広がります。資格手当が付くこともあり、その場合は無資格よりも収入がアップします。
年齢や国籍などに関係なく、誰でも受講することができます。
それぞれのスクールによって異なりますが、10万円前後です。
最短1ヶ月程で取得することができます。
資格が無いよりも資格を持っている方が就職に有利になります。
合格率は9割以上なうえ、不合格でも追試が受けられるので安心です。
無資格の場合は訪問介護の際に身体に直接触れる介護は行えないため、掃除や買い物など、身の回りの世話をするのが主な仕事となります。介護職員初任者研修の資格を取得すると、訪問介護の際にも身体に直接触れる介護もできるようになるため、お風呂やトイレ、食事の介助、移動のサポートなどが行えます。このように、資格を取得することで訪問介護の際に行うことができる仕事の幅が広がります。
通常、資格は取得してからしか履歴書に書くことはできませんが、介護職員初任者研修の資格は、受講中であれば履歴書に書くことができます。資格の取得日は書かず、介護職員初任者研修を受講中、もしくは何月何日に修了予定などと書いておくとよいでしょう。有資格者として職探しができるので、選べる仕事の種類も多くなります。より条件の良い就職先が見つけられるでしょう。